＜２３日（水）　ロサンゼルス＞ 　昨日で大陸横断は卒業して、今度はカリフォルニアの海岸線を南に下るコースト・スターライト１１号に乗って、一路ロサンゼルスへ向かう。例によって２時間遅れでエミルビル駅発１０：１０となった。 　しばらくは海岸線から離れた畑や牧草地などを走り、半分ほど来たところで海岸線が見え始めた。ボストンで大西洋を見て、カルフォルニアで太平洋に接し、アメリカ大陸を横断しきったことに感激を覚え、二人で快挙を祝って乾杯。　　 畑や牧草地が延々と続く 太平洋を望む 大陸横断を祝しワインで乾杯 レトロ調のロサンゼルス・ユニオン駅の構内 　ロサンゼルスには２時間遅れで２２：３０到着。さすがは大都会、駅構内はレトロ調で壮観である。荷物を引っ張りながら旅人の感慨に浸る。ホテルはここでもHoliday Inn。 またもや深夜のチェックインとなった。 ＜２４日（木）　ロサンゼルス＞ 　ホテルはロサンゼルスの中心部からは、やや離れていたが、ロスらしい南国的なホテル。ゆっくり朝食を取ってリトル東京へ。ここはまさに日本の世界で日本語の看板があふれ土産物屋や和食レストランが軒を連ねる。寿司が食べたくなり回転寿司屋に入って久しぶりに和食にありつく。 南国ムードのホテル リトル東京のど真ん中で 回転寿司屋 ロスの中心街を望む 　昼食後、近くにあるJapanese American National Museumを見学。1920年代に移住した日本人たちが、41年の日米開戦によって、受けた苦難が展示されているが、このような博物館があることを初めて知り、見学できたことは有意義であった。 　夕刻１８：４５東行きサウスウエスト・チーフ４号（ロスからシカゴに向けて走る長距離列車）に乗り、グランドキャニオンの最寄の駅フラッグスタッフに向かう。この旅、初の２等寝台車で少々窮屈ながら快眠できた。