☆ トレッキングの概要
(1)パーティの構成
   参加者     女性 9人、男性 3人、計 12人。
   ツアーリーダー 男性 1人。(ツアー会社社員)
   現地スタッフ  サーダー(シェルパ頭) 1人、シェルパ 3人、
           コック 1人、キッチンボーイ 2人、ポーター 10人、
           計17人
(2)毎日のトレッキング
[朝]モーニングティと洗顔のためのお湯が出されます。朝食前にその日行動中に使うもの以外の荷物をパッキングして、室外に出します。これをポーターが纏めて次の宿泊地まで先に運搬してくれますので、トレッカーが担ぐのは水筒、貴重品、カメラ、雨具、防寒具などを入れたサブザックだけです。朝食後、身支度を済ませ出発。パーティの先頭と最後尾にガイド役のシェルパが付き、安全の確保を図ってくれます。

[昼]朝食の後片づけを済ますと、コックとキッチンボーイはパーティを追い越して、昼食地に先行し、昼食の準備をします。パーティが到着すると、温かいティが出され、食事が始まります。昼食後、パーティはシェルパと伴にゆっくり出発します。

[夕]昼食の後片づけを済ましたコックとキッチンボーイは、再びパーティを追い越して、宿泊地に先行し、夕食の準備をします。パーティが着くころには、温かいティが準備され、ポーターが運んだ大きな荷物は部屋の前に着いています。そして楽しい夕食が始まります。

(3)その他
[ロッジ]小屋程度の建物で、壁板には隙間があり、窓にガラスの張ってないところもあります。電球は小さなのが1個あれば良い方で、まだ電気の届いていない村もあり、ローソク生活を体験しました。木製の簡易ベッドが2台置かれ、薄いマットレスを敷き、寝袋(ツアー会社からの貸与品で、トレッキング中はポーターが運搬してくれます)に入って休みました。なお、トイレは共同で、バスやシャワーはありません。

[道路]地元の人々が日常利用している一般の生活道路を歩きます。登山道ではありません。したがって、日用品を運ぶポーターや行商の人も通れば物資運搬のロバも通る道です。なお、険しい山岳地帯ですので、車の入れる道はありません。

[ビール]宿泊地のロッジや昼食地のパッティ(茶屋)には、ネパール製大瓶1本@150〜180ルピー(日本円にして@250〜300円)で販売していました。なお、地酒は蒸留酒ロキシー(焼酎)と醸造酒チャン(ドブロク)があります。チャンは水で薄めて飲む酒ですので、生水が飲めないところでは、水割りが出来ません。そのため、そのまま飲めるロキシーがお勧めです。



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