☆故郷なんでも鑑定団☆
平成28年9月29日
文と写真 福田 熹(春岳)
最近帰省の度に今まで見たこと、聞いたことを、もう一度検証しています。年寄の偏屈でしょうか?でも、なにか新鮮味を感じ、また 再発見することがあります。 今回は諸兄御存じの松江大橋の柳を、画像を通して御一緒に検証鑑定して見ることにしましょう。 (1) 松江大橋南詰 園山書店前 肉眼では前方原田時計店の時計塔の左側に松江城天守が見えるが、画像に入っていないのは残念です。でも 存在感十分、しかも二本の柳を暫く見ていると 母校の双松となんとなくイメージがダブル。諸兄は松高時代、書籍を購入したら早く持ち帰って、勉強する一心で柳には目もくれなかったことでしょうねえ。樹本来の姿形は他の三か所よりすばらしい。 松江大橋南詰 園山書店前 (2) 松江大橋南詰 旧合同汽船場付近 柳の影から嵩山が望める、嵩山は決して名山ではないが西川津の校舎に通った八期生で朝晩新大橋を通った者は必ずや眺めているはず。けだかき理想を育んで呉れたことでしょう。松高一年の時ここから大根島に遠足で行った。橘君に牡丹の苗木を買ってもらったことよく覚えている、彼はとっくに鬼籍に入ってしまった。四中の時、本郷君と恵曇へ行き、帰りに、佐太川から宍道湖に入った途端、船が揺れて、正直怖かった、ところが魚売りの行商の叔母さんたちは平然としていた。柳の木を伐りすぎている感じで残念だが、とにかく残してほしい。捨てがたい風情だ。今では、JR松江駅前―大根島由志園シャトルバス35分、JR松江駅前―恵曇一畑バス40分程度、昔日の感あり。 松江大橋南詰 旧合同汽船場付近 (3) 大橋北詰 大橋館前 本来、ここがBEST POSITION,観光案内でもここからのLOCATIONがよく使われている。小泉八雲もこの地から眺めたことだろう。風の吹きようで柳の枝がよくなびいていいる。風情ある。でも、宍道湖大橋が開通した後は、存在価値が薄れたみたいだ。 大橋北詰 大橋館前 (4) 松江大橋北詰 味処 なにわや本店前 現在ではここがBEST POSITION,何しろ眺望抜群,石のベンチに座って、湖面、嫁が島、を眺めれば、精神衛生上最高、ストレス解消間違いない。よく中高年の観光客が、ここより湖面を眺めているのにでくわす。新しい観光案内書では、ここからの景色が採用されているのだろう。 松江大橋北詰 味処 なにわや本店前 (撮影日 平成28年9月16日)
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