<<喜寿に乾杯>>
徳畑和子(H28/01/31) 月日の過ぎるのは矢の如くと申しますが、まさに古希から喜寿までの七年間は色々な事もありましたがアッという間でした。 素敵な年の重ね方にはある程度、人それぞれの生活態度、意欲、年をとるという事にいかに適応する能力があるかにかかっています。 これまでの人生の節目節目ですばらしい出会いに恵まれ幸運を味わいました。これからの生き方を考えていた矢先に、実は三年まえに思いがけず最大のピンチを経験いたしました。 お陰様で二年間で奇跡的に全快し、幸いにも自分にまだ回復力がありましたことに感謝と生命力の不思議に運命を感じます。 病名は「急性多発性筋痛症(リューマチの一種)」でした。血液検査で血沈の値が通常の四倍になり、首、両肩、腕、指先、両膝等に痛みが生じ、生きるのが地獄でした。無論、医者の適切な治療とアドバイス、薬(ステロイド)、毎日のリハビリと最後は自分との闘いです。何事も諦めない、努力する精神を学びました。 何よりも家族の優しさに救われ、今は痛みからも解放され天国です。 最近、母を亡くし、その母が私の病を一緒に持っていってくれた様です、有難いです。 これまで当たり前と思っていた事にあらためて深く感謝し、この幸せを忘れないように・・・。 一月十日で私も喜寿を迎え、元気で家族一同(十三名)とお祝い出来た事に感謝しました。 私の宝物は健康と五人の孫です。一番上は今年成人式を迎えました。将来が楽しみです。いろいろな話をしてくれますので元気をもらってます。 病気を克服したことで少しオーバーですが視野が広がり、世の中が明るくなりました。これも怪我の功名と申しましょうか。思いついたら即実行です。
年齢から来る限界を受け止めて、健康寿命を目標に日々有難うの気持ちと笑顔を心掛けて年齢を謳歌致したく思います。
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