2008・07・02
福間三郎 去る6月28日(土)、霞会館で開催された20年度の東京松江会の総会に藤江淳美君、水野恵夫君と誘い合わせて出席しました。 関東地方は入梅入り半ばで連日雨模様ですが、当日は曇天で傘なしで気軽に出かけられました。天気に恵まれたせいでしょうか、出席者数が例年に増して多く、総勢150名の熱気に包まれた総会でした。特にこれからの東京松江会を背負って立つ若い人の参加が目立ち、東京松江会の先行きに光明を感じました。幹事諸氏の若手掘り起こしに払われたご努力の賜物と感じ入りました。 出席者(含欠席者数名)の名簿はココをクリックするとご覧になれます。
次いで、松浦正敬松江市長と田中弘光市議会議長より松江市が直面している現状と問題取り組みの姿勢が概略以下のとおり披露され会員諸氏の一層の協力方要請がありました。
(1)平成の大合併により松江市の面積は約倍強になり人口は19万人台で微増ながら増加に転じて来た。都市の活力はなんと言っても人口にあり、定住人口20万人を目指して、産業誘致、観光産業の一層の発展による雇用機会の創出、子育て支援を含めた生活環境の整備、財政の体質改善に全力投球していること。 (2)来年5月には3回(16日、20日、24日)に亘り、日本三大船神事の一つと言われているホーラー・エンヤを開催することになっていること。12年に一度の豪快なエヴェントなので、是非、帰郷されて観て頂きたいこと。また、この行事には相当の経費がかかるので皆さんからの経済的支援が頂ければありがたいこと。 (3)昨年、大阪に近畿松江会、本年、広島松江会が相次いで設立されたので相互の連絡を密にして松江市に対する強力な支援団体になって頂きたいこと。 (4)開府400年祭の一環として昨年の長山洋子さんの「松江舟歌」に続いて、伊吹友里さんの「好きだから松江」をCD発売したので、是非聴いて全国的に広めて頂きたいこと。 (5)最近の地方税制改正に基づき、ふるさと松江「だんだん基金」を創設したので皆さんのご協力を得たいこと。これは皆さんが住んでおられる地方自治体に支払われている住民税の10%までを限度として、ふるさと松江に寄付することが可能になったもので、皆さんのご協力を仰ぎたいこと。 この制度の意義や寄付の具体的な手続はココをクリックするとご覧になれます。 次いで、メイン・ゲストの現NHK解説主幹山本浩さんの講演に移りました。同氏は長年に亘りスポーツ放送、とりわけサッカー放送の分野でご活躍され、過去の試合で数々の名セリフを残されていることで勇名を馳せられていることは皆さん、既にご存知のところであります。
中国の選手育成の特徴はお家芸を大事にすること。中国がお家芸とする水泳の飛び込みと卓球を例に挙げながら、選手育成の実態を語られた。小学校2年頃から素養のある生徒を各地方から数十人単位で見つけ出し、毎年、人数を絞りに絞って英才教育を施し、20歳前後で最終的に勝ち組が選ばれる。この間には中国人の平均的な所得とは桁違いの報奨の提供もある。 同氏は中国のやり口をスポーツ外交という言葉を使っておられたが、ここまで来ると国威発揚外交に傾き過ぎているのではとふと疑問が頭をよぎったが、でも、同氏が最後に発せられた「金メダルを取ること自体は名誉なことではあるが、負けることから生まれる友情、勝者に対する尊崇の念もまた貴重である」との言葉に救われた気持ちになりました。 懇親会では謝雪梅さんが中国古代箏を奏でる美しいメロデイーを聴きながら、郷里の銘酒「李白」の力を借りて、今回も各テーブルを精力的に周り、我々のホーム・ページを紹介しながら、老若各層の方々と懇親を深めました。以下にその様子を紹介いたします。
盛会を極めた懇親会は最近法政大学第83代の応援団長に就任した福間健介君の松江市民に対する豪快なエールの雄叫びをもって終了しました。
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