2006・09・23 佐藤富信 ![]() 4ヶ国周遊コース 涼しさを期待しておりましたが、日本と同様に北欧も意外と暑い夏でした。 今回は、短期間ながら、フインランド、スエーデン、ノルウエー、デンマークの4カ国の首都等を駆け足で巡るJTB社のツアーに妻と 出掛けて来ました。 (1) フィンランド共和国 ![]() ヘルシンキ大聖堂(ヘルシンキ市内) 首都のシンボル的建物。ロシア併合当時はニコライ教会と呼ばれていたという。 手前は元老院広場で、中央にはロシア皇帝アレクサンドル2世の像が立っています。 ![]() マーケット広場 (ヘルシンキ市内) 屋外市場が開かれる港に面した広場。果物や野菜、魚介類等の食料品のほか工芸品、 みやげ物といった露店がゴチャゴチャと並ぶ。アメリカンチェリーは美味しかった。 ![]() ウスペンスキ寺院(ヘルシンキ市内) 北欧最大のロシア正教の教会。13の黄金に輝くキューポラを持つ、赤レンガ造り。 内部の天井の頂と聖壇の天井は星できらめく空のように蒼く神秘的だった。 (2) スウェーデン王国 ![]() 王宮(ストックホルム市内) 現国王が執務されるところです。毎年12月10日、ノーベル賞の受賞式がこの王宮 で行われます(但し平和賞は除く)。 中庭では華やかな衛兵交替もありますが、見 学時刻が早すぎて残念ながら観れませんでした。 ![]() 市庁舎 (ストックホルム市内) 入江に建つ高さ106mの塔のあるレンガ造りです。ここの大広間ブルーホールで ノーベル賞授賞式後の公式晩餐会が行われます。 ![]() ドロットニングホルム宮殿 現国王一家が住む宮殿。フランスのヴェルサイユ宮殿を模範に建設されたもので、 一家の居住区域以外は公開されており(有料)、国王と国民の親密度の高さが伺えた。 (3) ノルウェー王国 フログネル公園 (オスロ市内) オスロ市の依頼により、彫刻家グスタフ・ヴィーゲランがデザインした公園。
左の写真んはあらゆる年齢の男女121人が複雑に からみあった姿が刻まれており、公園のシンボルとなっている。右の写真は赤ん坊が片足を上げ怒って泣いている像である。 この他園内にはブロンズ、花崗岩、錬鉄で造られた210もの彫刻と芝生や並木、 池があり楽しく遊べるところでした。 ![]() ヴァイキング船博物館 (オスロ市内) 8〜11世紀に、ヨーロッパ各地へ進出し活動したヴァイキングの船オーセベル号 を保存、展示している。竜骨を備え、両舷に左右一対のオール穴があり、 帆走と人力とでスピードアップを図っている。 ![]() ブリッゲン (ベルゲン、世界遺産) 貿易港として栄えたベルゲンからドイツへ干ダラ、塩漬けニシン、肝油等が輸出 され、15〜19世紀にこれらの取引を一手に受けていたドイツのハンザ商人がここ ブリッゲン地区に三角屋根の商館を建てて住んでいた。現在はみやげ物店やレス トランになっています。 ![]() グリーグの家 (ベルゲン) 『ペール・ギュント組曲』等の作曲家 エドヴァルド・グリーグが42歳の時出身地 のベルゲンにもどり、亡くなるまでの22年間を過した高台にある家。坂の下には 数々の名曲が生み出された小さな作曲小屋があります。 ![]() ソグネ・フィヨルド 全長205km、最深部分1308mの世界最長、最深のフィヨルド。最も狭いところは 250mで、両側は険しい山並みと勢いよく流れ落ちる滝があります。ニュージーラ ンドのミルフォード・サウンドよりこちらのフィヨルドは雄大でした。なお、ソグ ネ・フィヨルドの一部のネーロイ・フィヨルドは世界遺産です。全長205km、最深部分1308mの世界最長、最深のフィヨルド。最も狭いところは 250mで、両側は険しい山並みと勢いよく流れ落ちる滝があります。ニュージーラ ンドのミルフォード・サウンドよりこちらのフィヨルドは雄大でした。なお、ソグ ネ・フィヨルドの一部のネーロイ・フィヨルドは世界遺産です。 ![]() ネーロイ・フィヨルド (世界遺産)
全長20km、切立った絶壁から幾筋もの滝があります。 左の写真は7つの滝が並んで 流れ落ちる「7人姉妹の滝」です。また、右の写真はダレスニッパ展望台(1476m)か ら眺めたフィヨルド最奥部です。 (4) デンマーク王国 ![]() 人魚姫の像 (コペンハーゲン市) アンデルセンの『人魚姫』です。彫刻家のエドワード・エリクセンはプリマドンナ のエリーネをモデルに制作しましたが、彼女の脚があまりに美しかったので脚を付 け加えてしまったという。なお、エリーネは後にエリクセンの妻になったそうです。 ![]() アマリエンボー宮殿の衛兵 (コペンハーゲン市) 現王室の居城。衛兵が交代に向かいます。 ![]() クロンボー城 (コペンハーゲン市郊外、世界遺産) デンマークとスウェーデンの間の狭いオアスン海峡を望む要衝にあり、ここで北海 とバルト海を往来する船から通行税を徴収し繁栄したという。なお、シェークスピ アの『ハムレット』の舞台となった城です。 ![]() ニューハウン (コペンハーゲン市) 昔の船着場。運河沿いにレストランやカフェが立ち並び夜遅くまで賑わっています。 ![]() フレデリクスボー城 (コペンハーゲン市郊外) 周囲を湖に囲まれたルネッサンス様式の美しい城。現在は国立歴史博物館です。 では又。 Farvel! |