片山 洋・福間 三郎
奇しくも例の9月11日、厳戒警備の成田空港から中国雲南省へ5日間
の旅に出発した。事前に得た天気予報では連日、雨または曇りとのことで、
時期を間違えたかといささか憂うつな気分であったが、あに図らんや、全
旅行中、薄晴れの日和に恵まれ最高(ズイハオ)であった。
今回の旅行でも先の「大連」と同様、奇遇を喜んだ。集合地、昆明空港
のロビーへ降り立ったら、参加者はわずか5名、その中に松江の隣の境港
生まれで、境高校卒業同士の夫婦が含まれ、しかも、旦那は我々と同じ昭
和13年生まれ、奥さんは司葉子さんに似た美人ときたもんだから、自己
紹介し終えた途端、「50年知己」のごとく意気投合、まるで同窓会のよ
うな楽しい旅となった。
5人のメンバー
民族衣装の女性はウエイトレス左の男性はモンゴル系の現地ガイド
雲南省はラオス、ベトナム、ミャンマーと国境を接し、古くから東南ア
ジアとの交易路として、また、複雑な地形の変化に富んだ自然条件、それ
に多くの少数民族が居住することで知られている。今回はその中の省都
「昆明市」と少数民族文化の宝庫と景勝の地「麗江」を訪れた。
今回の旅行で見聞きしたことの幾つかを写真を交えて紹介したい。
1.昆明市
2.石林
3.麗江古城(四方街)
4.玉龍雪山展望台
5.黒龍潭(玉泉公園)
6.ナシ民族文化
7.旅行雑記 |