台風一過の涼しい鎌倉をゆく
2011.07.29 木 下 勲
7月23日(土)10時30分、台風一過で秋がきたような鎌倉の駅だった。参加したのは、藤江敦美君、福間三郎君に私、それに紅一点の黒田晏子さん。多数の参加を期待したが、暑くてダメですと敬遠され、近場に住む4人が参加することになった。今日のコースは、鶴岡八幡宮、報国寺、名越(なごえ)切通し、安国論寺、妙法寺、ぼたもち寺、妙本寺、本覚寺で、鎌倉をちょうど時計回りに一周する約8kmの行程だ。 まず鶴岡八幡宮で源氏池をいっぱいに咲き誇るハスの花を愛で、強風で倒壊した、オオイチョウの復活を祈願。オオイチョウは、紗で覆われて痛々しい。 源氏池をいっぱいに咲き誇るハスの花 紗で覆われて痛々しい鶴岡八幡宮の大イチョウ 「竹の庭」を眺めながら抹茶を楽しむ 竹林をバックに 次いで、緩い坂を上り、12時30分鎌倉ハイランド住宅地脇の藤棚下に到着、昼食をとった。 汗だくで坂を登る 午後、関東の富士見百景のポイントでは、奇跡的に富士山がうっすらと顔をだし、我々を迎えてくれた。涼しい天気もそうだが、なんたる幸運か!360度のパノラマ台からは、逗子市、材木座海岸、江の島、富士山を眺めた。 関東富士見百景ポイント(富士山がうっすらと) 山道がやがてT字路に出た。この辺りが名越切通しで、道は狭く片側はかっては海、反対側は崖という隘路になっている。いずれここでお世話になるといいながら火葬場の横を通り抜け、名越切通しのメインポイントに着く。馬一頭がやっと通れるだけに切り落とされたところだ。なるほど敵も攻めては来ないだろう。 名超切通しのメインポイント メインポイントをバックに 妙法寺の苔むした石段 この辺りから疲れが出、ぼたもち寺、妙本寺はスキップして一気に鎌倉駅に向かう。15時50分、無事に駅前の反省会会場に入った。 最後は駄作です。作者はいろいろ。 ・覆われて 入院したような オオイチョウ ・竹林で 竹色したよな お茶がでて ・行く末の 焼場もみたり 名越かな ・あじさいの 花をくぐりて 名越かな (注)4人が首に巻いているお揃いのスカーフは、熱中症対策グッズで、水に浸して巻くと。効果があった。幹事の一存で、1月麻布七福神巡りの反省会の余剰金で購入した。ご馳走さまでした。 |