当日は、数日前までの雨予想が完全に変わり、暖かい日差しの絶好のハイキング日和となった。
一行は、駅前通りを南西へと進み、桜の名所、羽村堰を見て、堰下橋を通って多摩川を渡り、羽村市郷土博物館へ。ここでは江戸の水源となった玉川上水がどのように造られたか、興味深い資料を視聴できた。
多摩川上流に設けられた羽村取水堰
玉川上水沿いの桜
博物館を出て、標高235Mの浅間岳を目指す。一時間足らずで山頂に到達。それほど高くない山ながら、眺望は抜群。広い多摩川敷の向こうに、羽村市の街々が一望できる。
浅間岳を目指してウオーキング
浅間岳(235M)頂上にて
浅間岳頂上から眺める羽村市の街
一旦、降って、再度登りで大澄山(192M)へ向かう。道々、ウグイス、ヒバリ、コゲラの鳴き声に耳をすまし、鮮やかなミツバつつじやチューリップに目を奪われ、大澄山で遅めの昼食をとる。
大澄山に向かう途中で眺めたミツバツツジ
羽村名物のチュウリップ
お腹が膨れて、少しは歩こうと、のどかな多摩川べりを約一時間ウオーキング。途中、慈勝寺では、通称「なんじゃもんじゃ(タブノキ)」の巨木を仰ぎ、多摩川土手に出て、ピクニックのカップルや親子連れ、サイクリング、サッカー、野球などに興じる子どもたちを見ながら歩く。のどかな春の川辺は延々と続く。
タブノキ巨木
多摩川べりの散策道をウオーキング
そして、田村酒造(嘉泉)に立ち寄ってお土産を仕入れ、そして、最後の目的地、石川酒造で、楽しい一日の反省会となった。
石川酒造の前で
地ビールで反省会
陽春の輝きの中で、水、山、草花、花鳥の自然に親しみ、そして美酒に酔い、一日を楽しく過ごすことができたことを、みなで喜んだ。
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