炎天下の霞丘陵をゆく

2010.9.3
木 下 勲


霞丘陵ハイキング案内図

 8月30日(月)晴れ、今日も一カ月前の期待に反して猛暑。東青梅の駅に、集まったのは和久理君に私の山仲間江森さん、大久保さん、川北さん、山本さんの6名。
10時45分出発、まず平将門の末裔三田氏が築いた城あと、勝沼城跡では遺構の曲輪(くるわ)、土塁、空堀を見学し、隣りの青梅市「吹上しょうぶ公園」へ。ここは例年6月になると216品種約10万株のハナショウブが咲き、大勢のお客で賑わうが、今日は我われだけ。
 続いて、しばらくは炎天下のアスファルト道路を歩き、12時、塩船観音寺に到着。5月は、全山ツツジで覆われる名所であるが、今日は人気もない。土産物店の休憩所を借りて昼食。デザートには、山本さん持参の凍った桃の缶詰、いままでにないしゃれた食事になった。12時45分笹仁田峠に向けて出発。
 途中新たに建立された観音立像を見上げ、私有地の中のハイキングコースを通って笹仁田峠に到着。ここから比較的平坦な山道が岩蔵温泉郷まで続く。そして、七国峠で飯能への道を分る。前半は少しゆっくりペースの散策であったため、後半は15時7分のバスに間に合うようピッチを上げ急ぐ。14時40分バス停に着く。
 河辺駅前の温泉「梅の湯」は、新しく気持ちのいい温泉だった。特に屋上の露天風呂では、湯あがりに上空の涼しい風にあたって休むのが、至福の時間であった。
 反省会では、政治、経済、人生、野球など多彩な話題に花が咲き、最後に、9月は雨で流れた「三浦・岩礁のみち」に再挑し、日程は第一候補を9月23日(祝、木)、雨の場合は25日(土)と決めて、解散した。


勝沼城跡登り口にて


勝沼城跡内を進む

空堀、土塁を観察

吹上しょうぶ公園入り口

吹上しょうぶ公園を歩くメンバー


見事な色のサルスベリ

道端の馬頭観世尊

たわわな藤の実


全員での集合写真


門前の石碑

観音立像


塩船観音のツツジ


七国峠の標識

岩蔵温泉の解説版