里山の道を辿って頭高山に登る

平成21年10月17日 
藤江 敦美 
 
日 時:10月12日(月、祝)10時、小田急線・秦野市渋沢駅集合
天 候:曇り時々晴れ、天気予報では快晴のハズだった。そのため富士山は、見ずじまい。
参加者:福間三郎、木下勲、藤江淳美、そして木下君の山仲間の大久保光三君に浜田達也君の合計5名。
コース: 秦野市渋沢駅から、右回りに頭高山(ずっこうやま)303mを通って渋沢駅に戻る。


ハイキング・コース

見どころは、稲荷神社の大イチョウに、白山神社の大スギ。後者は神奈川名木百選の一つ。もちろん、富士山も。途中、神山滝(こうやまたき)があったので寄り道をした。反省会は、当日土地の人から聞いたハイカーが集まる「いろは食堂」にした。

感 想: 当初のコースでは物足りなかったが、神山滝への寄り道では思いがけず時間をとられ、それが却って幸いして、「いろは食堂」に入るのが4時丁度といい時間になった。この滝への道は入口と、途中一か所にしか標識がなく、迷いながら辿りついた。道も険しく、中学生以上でないと危険だ。

頭高山は、手軽な山らしく中高年から若いペアのハイカー数組で賑わっていた。ただ見晴らしはなかった
稲荷神社の大イチョウは、市街地の中に一本だけ取り残されたように立っていた、オスのイチョウで、周囲4m、高さ25m、樹齢400年だそうだ。

白山神社の大スギは、樹齢800年、周囲約5m、高さ44mで気持ちのいいくらいまっすぐ上に伸びた巨木であった。他にも2本、これにつぐスギの巨木もあった。

時間をとったこと:神山滝の滝つぼからの急な登り道、某氏が急にしゃがみ込むこと3回。シートを出し横にする。息切れしたようだが、話はできる。ミネラルとノニのジュースを飲ます。しかし脱力感があるそうで、顔色もよくならない。3回目に、酸素4倍入りのアスリート用の水を与えたら、立ち上がってシートをたたみ、「さあ、行こう」と先頭に立って歩き出した。この水でこんな体験をしたのは、山で2度目だ。山で感動するのは、美しい景色ばかりではなかった。


稲荷神社の大イチョウ(周囲4m、高さ25m、樹齢400年)


秦野市渋沢駅からの里山の道を歩くこと30分
自然林の中で森林浴

秦野市と丹沢山塊の山並み

頭高山(303m)の頂上で


神山滝に至る険しい下り坂

神山滝の滝つぼで


白山神社の2本の大スギ(周囲5m、高さ44m、樹齢800年)
         



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