10時05分:西武池袋線西吾野駅に到着。駅前広場で柔軟体操をして、体をほぐす。さんさんとふりそそぐ太陽の光が心地よい。
ストレッチ体操で体をほぐす
10時20分:駅から歩きはじめて20分ほどで、登山道入り口へ。
登山道入り口で
そこから、ややきつい登りが30分ほど続き、萩の平茶屋へ出る。平日はひっそりとしているが、週末にはハイカーでにぎわうのだろうか、飲み物や食べ物のメニューがぶら下がっている。
萩の平茶屋で一休み
11時15分:茶屋で小休止し、高山不動境内へ向かう。この道は緩やかな登りで、歩きやすい。途中、木々の間から重なって見える山々の稜線が美しい。
美しい山々の稜線
12時00分:不動尊参道階段下にある大いちょうにたどり着く。
不動参道階段下の大いちょう
まだ葉はついていないので、余計に巨木の様子が見て取れる。これまで1000年にわたって信仰篤い参詣者を見守ってきたのであろうか、気品がある。そこから、一気に120段ある階段を登って、西暦654年建立と言われる古刹、重文高山不動尊前に立つ。
重文高山不動尊に通ずる階段
成田不動、高幡不動に並んで関東3大不動尊の一つといわれるが、山の上にあるだけあって、飾らず昔のままで残っているのが良い。
高山不動本尊
12時30分:境内で小休止して、いよいよ今日の最高点関八州見晴台へと急ぐ。ここから15分と、案内板に書いてある。見晴台山頂に不動尊の奥の院があり、入り口に立派な石碑が立っている。
関八州見晴台入り口で
12時45分:見晴台山頂に到着。平日のためか、山頂は貸しきり状態。早朝に出たので、もう腹ぺこぺこ。それぞれ調達した弁当にかぶりつく。
さすが、関八州というだけあって、360度の眺めはすばらしい。霞がかかっていて、富士山、赤城山、筑波山、新宿都心などは肉眼では見えなかったが、北に高崎・寄居の町、東に埼玉の街々・多摩地方、そして南に奥多摩の山並み、西には秩父連山と、ぐるっーと一巡りの鳥瞰は秀逸である。
関八州見晴台山頂にて
山頂に据付られた鳥瞰図
13時20分:見晴台から黒山三滝へ向かう。花立松峠までは急な下りが続く。登りより、下りは足に負担がかかり、疲労がたまってくる。
黒山三滝に向けて進む
峠から黒山三滝へ分かれて、2.5キロの道のりだ。開けた山道から沢道に入ると、かすかに水の音が聞こえ出し、滝が近づいていることを知らせる。下るにつれて沢の水かさが増し始め、沢の幅も広くなり、巨岩がごろごろ転がっている。
山道に転がる巨岩
14時40分:黒山三滝に到着。三滝のいわれ、男滝・女滝・天狗滝の順で立ち寄って眺め、15時10分のバスに乗るため停留所へ。
男滝・女滝の前で
天狗滝
バス車窓から越生梅林の満開の梅を楽しみ、JR越生駅へ。電車待ちで吹きっさらしの駅のベンチに座りビールで体を温める。(20℃もあったのかと思うくらい風は冷たい。)
17時40分:JR八王子駅前の東急プラザにある蕎麦屋「笹陣」に入って反省会。健康的な一日のハイキングを振りかえり、互いの健康を感謝した。
最後は例によって反省会
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