真冬の鎌倉アルプスを歩く 2009・01・28
福間 三郎 1月24日(土)、前日のぐずついた雨もあがり、薄日のさすまずまずの天気でした。10時30分、鎌倉駅東口改札前に集まったメンバーは、常連の藤江敦美君、木下勲君、福間三郎、それに初参加の園山征男君の男性4名、加えて千葉からの与沢満江さん、富永正子さんに、地元の徳畑和子さん、坂本京子さんの女性4名の計8名でした。女性陣の4名も初参加、古都鎌倉の冬の風情を楽しみながらの易しいハイキング・コースに惹かれての参加でした。 赤線がハイキング・コース(8km) まず改札口脇の鎌倉市観光案内所で貰った「鎌倉市観光案内書」を手に案内人の木下君から数コースあるハイキング・コースのうち、本日歩く最もポピュラーな「天園(てんえん)コース」の概要説明を受けた後、まずは鶴岡八幡宮へ向け出発しました。さすがは観光都市鎌倉、この季節でも人出の多いのに驚きました。鶴岡八幡宮の本殿手前に聳える樹齢1000年余の大イチョウに感嘆、早速その前で記念撮影をした後、先ずは全員で八幡さんに家内安全を祈願しました。 鶴岡八幡宮の大銀杏の前で 次は、ハイキング・コース入口に位置し、花の寺として有名な瑞泉寺(ずいせんじ)を目指して狭い道路を8人が一列になって歩き出しました。途中、既に梅が咲いているという日本三大天神の一つに数えられる学問の神社、荏柄天神社(えがらてんじんしゃ)に立ち寄りました。本殿右側の寒紅梅は満開、左の白梅・古代青軸は8分咲きでした。なんでも鎌倉で最初に咲く梅だそうです。それぞれにお賽銭をはずんで孫の学業向上を祈願しました。
右側は寒紅梅、左側は白梅・古代青軸(荏柄天神社) 次に訪れたのはこの時期スイセンとロウバイの花で人を寄せ付ける瑞泉寺です。スイセンは聞きしに勝って満開でしたがロウバイは今一でした。本堂裏の夢想疎石による岩盤を削って造られた禅宗様庭園を鑑賞した後、庭園内に設けられた東屋のベンチで満開のスイセンを愛でながら楽しく昼食を取りました。
瑞泉寺の禅宗様庭園
上からは、何組かのグループや、単独行の人が降りて来ます。お互い「こんにちは」と挨拶を交わすのに今日は格別声に力が入ります。女性と一緒だからでしょうか?与沢さんが「天園」に{天国」を引っ掛けて「天園コース」を征服すると「天国」へ行けるのかしらとつぶやくと、すかさず木下君が天国か地獄かは、これからの貴女の生き方によりますよ!とやり返し、皆んなで大笑いしました。 天園(天国?)で大休止をとりしばし眼下の眺望を楽しみました。ここからの眺望は、相模湾、箱根の山並みが見て取れましたが、しかし雲が多く、富士山は望めなくて残念でした。
建長寺の広大な境内を一回りした後、鎌倉の銀座通りと言われる小町通りの商店街を歩み、本日の反省会場に向かいました。ここでは何組もの若いカップルと行き逢い、「このメンバーで鎌倉をハイキングするなんて思いもしなかった!」などと言いながら、反省会のそば屋に3時20分に到着しました。50年前の高校生時代にタイム・スリップし、喉を潤わせながら、当時の思い出話や、今を支えている互いの趣味の披露や孫の自慢話などに花を咲かせました。 話しが弾んだ反省会 またの機会が楽しみです。
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