平成20年12月10日
木下 勲
12月8日(月)、松高ハイキングとして初冬の金時山(1213m)を登った。2005年4月についで2回目。メンバーはそのときの福間三郎君に、藤江敦美君と私の山仲間・大久保光三さん、山本圭吾さんを加え総勢5名だ。天気は薄曇り、幸い雨の気配はない。しかし、せっかくの富士山はだめだろう。
ハイキング・コース |
集合は新松田駅前9時30分。タクシーに乗換えて、足柄峠を登り金時山の喉下の足柄峠登山口まで入った。「登りしろを残してくれ!」と藤江君が強がりをいう。各自思い思いの軽い体操をし、地図上でコースと地蔵堂バス停15時帰着を確認して、10時25分出発。登りは先回と同じコースだ。
円錐形の金時山
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急登に続く急登
こまめに休憩を取って |
しばらく平坦だが、やがて梯子もある急登が続く。途中、右手御殿場市の奥、富士山は腰から下は見えるが、上半身はだめだ。4回ばかりの休憩をし、11時40分山頂に到着。遠くの駿河湾、直下の芦ノ湖が光っている。富士山はやはり雲の中。だがめずらしや、この春、沼津アルプスを案内してくれた、香貫山の住人・深沢さんとバッタリ。同じ山仲間の大久保、山本さんと知己を暖め、写真のとりあいこをする。
金時山の茶屋の前で(右端が山友達の深沢さん) |
金時山の頂上(1212.5m)でマサカリ担いで |
食事後、せっかく乙女茶屋にきたのだからと、暖かいものを注文。3名が400円の味噌汁、2名が300円の甘酒だ。できあがるまで、みんなで登山台帳に記帳する。
具沢山の味噌汁 |
ノン・アルコール(?)の甘酒 |
熱い味噌汁と甘酒で体を温め、12時25分下山開始。登るとき、下りるときは大変だろうといっていたが、案外無事に急坂を下りてきた。そこに、富士山がちらりと顔をだす。歓声をあげ、しばし立ち止まり眺める。雲が以外に早く移動している、その雲の切れるのを待って、福間君、藤江君がカメラのシャッターを押す。そこに藤江君の携帯に、松江の高橋貞夫君から同窓会のお礼の電話が入り、また賑やかになった。
やっと捉えた富士山 |
出発点の手前、「夕日の滝」の標識を右折して、のどかな雑木林を歩く。しばらくして酒匂川の支流だという川にぶつかり、それを3回渡渉する。まだ夕日の滝は現れない。14時20分地図上夕日の滝まで20分という地点で大休憩。15時地蔵堂バス停は、無理になった。そこで、15時25分のバスを目指すことにした。
「夕日の滝」は高さ23m、幅5m、見あげんばかりだ!1月15日滝の上に日が沈むからその名がついた。金時さんも、ここらで遊んだそうだ。地蔵堂バス停へは15分、途中2頭の猪の皮が干されていた。めずらしいのでパチリ。16時5分、新松田駅に帰り、反省会兼忘年会をして解散。富士山もみえたので、満足できるハイキングであった。
猪の皮の日干し |
夕日の滝(高さ23m、幅5m) |
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