「巨木をたずねて御岳山」

平成20年6月21日
木下 勲 
 
日 時:6月17日(火)午前10時30分 JR青梅線鳩ノ巣駅集合。
天 候:曇りのち小雨。当日の天気予報では、夜の降水確率20%であったが、御岳山に着くころには小雨になっていた。
参加者:小林信生、藤江敦美、福間三郎、木下勲の4名。
コース: 鳩ノ巣駅から、鳩ノ巣渓谷を眺め、大ナラが生える大楢(おおなら)峠(740m)から、神代ケヤキ、大トチのある御岳山(927m)を目指す。杉並木の参道を下り、下の大オイチョウに挨拶し、バスで御嶽駅に帰るコース。


巨 木: @大楢峠に鎮座する大ナラ。
A神代ケヤキ、樹齢800〜1000年の御岳山を代表する巨樹。
B大トチ、個人の庭に生え、離れた下から見あげる木。
C参道の大杉並木、上から1〜784まで番号が打たれている。
D大イチョウ(通称神代イチョウ)。
紀行文: 「巨木をたずねて御岳山」というテーマを掲げ、松高8期生4名が奥多摩の霊山御岳山を登った。
鳩ノ巣渓谷を橋の上から垣間見ながら11時、登山口から登り始める。

登山口に通ずる大橋

橋の上から見た鳩ノ巣渓谷

岩場を流れる渓流のせせらぎも心地よい。左右の山道にコアジサイが咲き乱れ、淡い青白い色で花を添える。


岩場のセセラギ

山道を覆うコアジサイ

中腹のバンガローで昼食を摂りながら、真向かいの岸壁で試みられているロック・クライミングの様子に肝を冷やす。


ロック・クライミングの様子に肝を冷やす

13時、大楢峠に到着。峠の象徴の大ナラは、中が空洞のようだが風格のある大木だ。四人並んで写真に収める。逆方向から独りで登って来たカナダ人と出会い、しばし英語のレッスンを試みる。


大楢峠のシンボル・大ナラの前で

 一時の国際交流

13寺30分、御岳山に向け出発。だんだん空が曇り暗くなってきた。コアジサイが少なくなり、キイチゴやユキノシタの花がでてきた。

キイチゴ

ユキノシタの花

後半の道は比較的平坦。15時前、御岳山の宿坊街に入る頃、小雨が降り出して来た。神代ケヤキ仰ぎ見て、急いで写真を撮る。


神代ケヤキ

御岳山山頂(御嶽神社)、大トチ、杉並木の参道は雨のため諦め、早々にケーブルで下山。登山道入口に聳える大スギと大イチョウに挨拶し、バスで御嶽駅まで帰り、玉川屋でソバを食しながら反省会。次回長野県天狗岳登山に向け作戦を練る。
      

参道入り口にある杉並木の1号大杉



味が旨いことで評判の玉川屋での反省会


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