初冬の真鶴半島を歩く

平成19年12月18 日 
木下勲 
 
日 時:12月14日(金) 午前10時、東海道線 真鶴駅集合。
天 候:快晴。気温20度で絶好のハイキング日和。
参加者:木下 勲、藤江淳美、福間三郎、和久理光正の4名。
コース: 真鶴半島一周8Km。(歩行時間:5時間)


感 想: 風もない絶好のハイキング日和に恵まれ、真鶴駅を10:00にスタートした。コースは、駅から上の道を2.5km南下し、先端の岬から下の道を北上して 一周(8Km)ものでした。その先端の岬部分には、クス、マツ、イチョウなどのの大木ら林立した鬱蒼とした 林がありホットしたが、それ以外の80%が舗装され車が走るのには閉口だった。

一番の見所は中川一政美術館(600円)か。太い無骨な線で構成された風景画 などはダイナミックでした。岬部分の林は、ハイキングコースとして整備され、南 国気分を味わうことができた。岬では、左手後方に大山、丹沢山、右手には天城山 も見えた。

帰路に参拝した貴船神社の貴船まつりは、厳島神社の管弦祭、塩竃神社の塩竃みなと 祭りと並んで、日本三大船祭りといわれるものだそうだ。ちなみに、松江のホーラ ンエンヤは、大阪天神祭、厳島管弦祭とともに日本三大船神事といわれるそうです。

15:00に真鶴駅に帰着、ゆっくり歩いて5時間の散策だった。

また、このコースでは「ゆとろ嵯峨沢の湯」で一休みするのがお勧めです。町民バス かタクシーで5,6分のところにあり、天然温泉とうたうお湯はなめらかで、露天 風呂からは、遠く二宮あたりの市街地から丹沢の山並みまで開けた眺望ができる。 ただこのコースで残念なのは、箱根連山の直下に位置するため天下の富士山は拝む ことができないことだ。

一風呂浴びた後、駅前の居酒屋で早めの忘年会、それぞれに一家言を持つ個性派の飲み会とあってたちまち談論風発で賑やかに平成19年の最後のハイキングを締めくることができた。


荒川城址公園(後三年の役で源頼家に従って活躍した荒井実継の居城跡)


中川一政美術館(日本洋画壇の重鎮、文化勲章受章者の中川一政の油絵、岩彩、書、骨董等約600点が展示され、建物は真鶴半島の樹林に包まれ、落ち着いた雰囲気の中に佇んでいる)


美術館に隣接する「お林展望公園」の庭園で
 
真鶴岬の先端で三ッ石海岸と呼ばれている景勝地


三ッ石海岸よりうっすら臨む丹沢山塊



遊歩道に生い茂る巨木

日本三大船祭りといわれている「貴船祭り」で有名な貴船神社


真鶴港
         



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