早春の大山くだり

2004.2.27 
木 下  勲 
 大山鶴巻計画
大山鶴巻計画

 2月27日(金)9時30分、伊勢原駅バス停に集合し、バスで大山に向かう。ケーブルで阿夫利神社下社に到着。ここは、標高700m。神社に今日の安全を祈願し、鶴巻温泉へ出発、10時50分。今日は、福間三郎、木下の二人連れ。まずは、尾根の蓑毛越(みのげこえ)を目指す。山は、いくぶん霞がかかったような、木々の芽吹きのまえのほんのりとしたものを感じる。春はすぐそこだ。道は、崩れた後きれいに整備されているとはいえ、細く谷側は急で気がゆるせない。ほどなく蓑毛越に着く、標高約690、振り返ると大山の威容が見える。このあとは、尾根のメインストリートを鶴巻、弘法山の標識を頼りに歩けばよい。しかし展望はあまりよくない、花もまだない、ただ赤い実をつけたアオキがあるだけ。ひたすら歩く。浅間山(せんげんやま、636m)をいつしか通り越し、浅間山林道分岐点手前で、食事をとっている4人のグループがいた、同じ鶴巻温泉に行くそうだ、心強い。12時15分我々二人も昼食、予定より若干早いか。
 昼食後、今日はじめての長い登りのあと高取山(556m)に。眼下に伊勢原市内が見える。しばらくすると、地図に名がない念仏山(300m)が出現。ここで初めて展望が開けた。左遠くはランドマークが、相模湾の奥には大島が見える。朝は晴れていたが、このあたりから雲が出、風も冷たい。ここからは街が見てきて、足がだんだん速くなる。この分では、3時半過ぎに着きそうだ。


高取山


念仏山

 国道246号の善波トンネルの上を越え、善波峠を通過。ここで、弘法山のへの道を右に分けラブホテル群の屋根を見ながら、高度をぐんぐん下げる。桜の季節、ぜひ弘法山を訪ねたいものだ。吾妻山を経て、いきなり民家のはずれに出た。弘法の里湯の標識を手がかりに、東名高速の下をくぐり温泉街を進む。標識がなくなって、慌てたところに「弘法の里湯」が現れた。13kmの道のりを歩いて予定より1時間早く、3時30分到着。ここは秦野市営浴場ゆえ、秦野市民600円一般800円だそうだ。中は平日で、ガラガラ。ゆっくり汗を流す。入浴後休憩室で、いつものように一杯飲みながら反省会。


弘法の里湯

 そして次回は、3月20日(土、祝)11時30分沼津駅南口集合、沼津アルプスということになった。夕方は、駅前の「魚がし」で寿司を賞味したいと思っています。参加希望の方は、木下(isaoknst130@f06.itscom.net)まで連絡ください。以下は、沼津アルプスハイキングの概要です。

沼津アルプスハイキング計画
(画像をクリックして大きな画面で見てください。)



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