「価値ある集いには天も味方する」という誰かの言葉通り、遠来の友を歓迎するかのように、前日までの寒さが信じられないような好天に恵まれた11月23日(金)、松江・サンラポーむらくもにて「松江高校卒業50周年記念同窓会」が開催されました。
5時30分、開催に先立って全員の記念撮影が行われました。 6時、同窓会開会、高橋貞夫君(5R)の進行で、先ず幹事代表、今村芳郎君(10R)が、「…各クラス別出席者の大派閥10Rということで、私が代表に推され…、…同窓生629名中147名の主席者数は、このような会合での出席率の平均2割をかなり超えており、大成功であります。…」と挨拶したあと、恩師の代表としてただ独り参加された兼折博先生から、「…皆さん、よくぞ70歳まで息災でありました。おめでとう。…これから先の人生は恩返しの余生だと考えるのも大切ではないだろうか…、とにかく私より先に逝くな!」などと、とても93歳にはみえない、意気軒昂たる激を頂きました。
そして、松江の夜を揺るがす校歌の歌声、「…松江高校ここにあり」、50年ぶりに参加された10数名中の一人、広島在住の山岡俊英君(7R)の乾杯音頭で、松高八期生劇場の幕が開きました。
冒頭、藤間流名取名 藤間勘紀恵(舟木由紀枝さん 4R)の日本舞踊「寿末廣」(長唄小曲)が披露され、いよいよ宴会に入りました。
そして147名の参加者が17のテーブルに別れての談笑は次第に、そのボルテージを上げていきました。
数名で旧交を温めながらの懇談と握手、肩組みながらスナップ写真に笑顔を向けるグループ、テーブルで膝突合せながら何度もお酒を酌み交わす二人、その熱気の高まりはとどまることを知りません。とても古希を迎える人たちの集いとは思えない若々しさで、それは、まるであの川津の木造校舎の「松高廊下」に溢れる若者たちの群像そのものでした。(状況は、下のスライドショーで見てください。ヨネザワ写真館さんが沢山撮ってくれました。)
ふと目を転じれば、一角に集まりパソコンに見入る仲間たち、そうです! 我ら八期生の連携の源泉「松高八期生同窓会ホームページ」の紹介コーナーです。懇親会のさなかに、飲食も程ほどに、ノートパソコン持参で、説明に奮闘するホームページ制作の中心となっている三澤通宏君、福間三郎君(5R)です。これを契機に、ホームページへのコンタクトが増加することを願っての情熱がひしひしと伝わってきます。
時は容赦なく流れ、いよいよ会もフィナーレを迎えます。遠来の参加者代表として、東京の小林信生君(10R)の音頭により万歳三唱が会場に響き渡りました。
その勢いを力に、同窓生たちはそれぞれ三々五々、足取りも軽く二次会会場へ向けて、松江の闇へ消えていきました。その後の談笑、カラオケは夢か幻か、目覚めの朝の心地よさにその余韻を感ずることでしょう。
幹事の皆様、お世話になりました。
松高八期生の皆様のご健康とご多幸を祈りながら、再会を楽しみにしています。
(10R:熊谷 和恭)
<二次会の状況>
|