不思議なご縁
 雑賀公民館での8期生との不思議なご縁
 
                      鶴島 美智子(H27/10/14)

  縁あって「雑賀公民館だより」のコラム欄に原稿を書くようになって、もう10年以上になります。月一回発行の館だよりに5人交替で書いているので、当番が回ってくるのは年に2、3回です。
 元学長、元新聞記者、元教員、寺院の住職の面々の中で、今のところ私が紅一点です。
 当初は、町民の誰が読んでもわかりやすい文章で、「です」「ます」調でとの申し合わせがあったようですが、いつのまにかくずれて政治の問題提起など勇ましいものもあります。バトンタッチした前任者からは女性の目から見たものとか、身近な花のことなどと言われていたのですが、この10年の間に私が取り上げた花は「あしびの花」でしょうか。今年は私の当番が3月と8月だったので、初心にかえって、3月は「こぶしの花」、8月は「ハスの花」を取り上げました。
 館だよりが出たあとは、行きつけの植物の肥料屋さんの奥さんに、それとなく感想を尋ね、自分のバロメーターにしています。「こぶしの花」はもくれんの花との見分け方を書いたので、面白かったらしく、今でもその話がでてきます。「ハスの花」の方は、「読んでくれた?」ときくと「読んだけど」とだけで無言。学識経験者の方からは、「博学なことで」との皮肉がかえってきました。「ハスの花」のネタは、高校時の国語の教科書に載っていた巨椋池のハスの話が面白くて調べすぎた結果と反省しています。
 ところで、5人の執筆メンバーに、また一人が加わる予定です。松高8期生の福岡修之さん(4R)です。
 彼は雑賀小学校長、雑賀公民館長を務められた、雑賀町の歴史を知り尽くしたベテランで、面白いコラムを書かれると思います。

 以下、「雑賀公民館だより」からの転載として、「こぶしの花」(3月号)と「ハスの花」(8月号)を添付します。




             次は佐藤富信さんにお願いします



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