私の健康法

平成20年11月10日
周藤憲正

 正直なところ披露する程の健康法を行っている訳ではないが、指名を貰ったので「私の」と言う事で書いてみたい。
 約3年半前に満67才で仕事を完全にリタイアする時に、今後自分の子供たちにも他の若い世代の人たちにも出来得る限り迷惑をかけずに過ごしたいものだと考えた。

 そのためには健康である事が一番大事な事で、一、頭(知能)の健康 二、心の健康 三、所謂身体的な健康 の三つを一体として心掛けなければならないと思った。
 大層な事はしていないが私が現在行っている事等について述べてみたい。

 先ず一については、爾後サンデー毎日を送る訳であり、毎日何らかの頭の刺激(余り難しい事より単純でも継続すべきだと誰かが書いていた)が必要だとの事で「日経新聞」の精読と漢詩・和歌の音読、暗誦=読み 日記=書き を日曜日を除き毎日続けている。当然の事だが新聞と日記は日曜も行う。------効果のほどは不明。

 二については、会社のOB会と同期会の幹事、愛犬との散歩、ゴルフ、車での旅行、風景写真の撮影、昔読んだ小説の読み直し等色々やって気分の転換を図っているものの未だ会社人間の性が抜けないからか、物足りなさや、何かをなし忘れているようで安穏な気分とは言えない。サジェスチョンを頂ければ幸甚である

 三については略2年前に「腰部脊柱管狭窄症」「すべり症」の手術を受けて、数10年来の痛みから解放されてほぼ快適な毎日である。だが体重の増加は腰に良くないし、元気に年を重ねていきたいので、日曜日を除く朝の散歩前、大体5時前後から約40分間、柔軟体操、腹背筋運動、腕立て、ダンベル、スクワット、竹踏み等を行う。そして6時頃から40〜50分間妻と愛犬と一緒に散歩をする。

 朝の空気は清々しいし、季節の移り変わりも膚で感じられ大変気分がよい。2年前まで相当なヘビースモーカーであったので、ビタミンCの補強?のため、散歩から帰って、すぐ松江から取り寄せた抹茶をたてて毎日喫する。(もう数10年来続けている)朝食は約2時間、身体を動かした後なのですこぶる美味しい。勝手に、朝食がうまい間は何の身体的障害もない筈だと思っている。夕方は一人で愛犬を連れて30〜40分間歩く、大型犬なので連れて歩くだけで冬でもじっとり汗ばむ程である。猛暑でも、極寒でも、台風の日も決して休めない。私にはこの強制が身体的に非常に都合が良い。愛犬のお陰で体重も現役時より約3Kg減り、ゴルフの飛距離も昔の距離をほぼ維持出来ている。
 因みに殆どの事を日曜日に行わないのは、サンデー毎日の身、曜日を認識しつつ生活にアクセントをつけるためである。

 リタイア後もう3年半も経つが未だ手探りの毎日のような気もする。大変頑健な身体を与えて呉れた両親に感謝しつつ、間違いなく訪れる衰えを少しでも先に延ばす様に更に一工夫を加えて頑張っていきたいと思う昨今である。

 それでは、次は元生徒会長で我が8期生の重鎮、山田一郎君にバトンを渡します。