私の健康法

平成20年7月5日
小林信生

 1999年に椎間板ヘルニアを患って1ヶ月入院、その後、2004年と2005年には、脊柱管狭窄症で、松葉杖をついて歩かねばならないほどのひどい腰痛と脚痛に悩まされました。杖をついて歩く惨めな姿を見かねた友人が勧めてくれたのがスポーツ吹矢です。
 その効用は、「日本スポーツ吹矢協会」のホーム・ページをご覧下さればよくお分かりになれますので、詳細はそれに譲るとして、要は、矢を吹くことは腹式呼吸を伴い、腹筋強化となり、腰痛対策となったのですが、それに加えて、一気に息を吹き出すことによって体の隅々まで血流が促され、臓器の活性化とそれによる免疫力向上につながるということで、健康維持に優れた効能も持っています。おかげで、腰痛はすっかり収まったばかりか、風邪を引かなくなり、体もずいぶんスリムになりました。上達するにつれて、協会のテストを受けて階位が昇進していくのも嬉しいインセンティブです。やり始めて2年ほどで、3段に挑戦中ですから、そんなに難しいものではありません。また、スポーツと冠がついているものの、息を荒げるほどの体力を必要とはしません。それにもかかわらず、数セット(1セット5本)も吹けば、通常歩行で5キロ歩くほどのエネルギー消費があるといわれ、老齢期のスポーツとしては、まことに理想的です。約5万人の吹矢人口のほとんどが中高年であるのはその辺にわけがありそうです。全国各地に協会支部がありますので、最寄りの支部で、一度お試しになってはいかがでしょうか。つい最近、松江にも支部ができたと聞きました。
 腰痛によって、大好きだったゴルフを完全に止めたわたしですが、それに代わるものとして、今ではすっかりこのスポーツ吹矢にはまっています。吉祥寺支部練習会場と家で、週に2日程度、吹いています。(練習風景の写真をご覧下さい。) 
 

的を狙って息を吹き出す

見事的のど真ん中に命中

 それでは次回はいまだ現役でバリバリ活躍中の水野恵夫君にバトンを渡します。