松高八期生諸兄へ 「今は昔小学生時代を振り返り心豊かに老後生活を送ろう」

平成29年8月31日
福田 熹


「松江先人記念館・雑賀教育資料館開館 並びに若槻禮次郎・
岸清一生誕150周年記念式典・祝賀会」に出席して


 残暑厳しい今日この頃、諸兄におかれましてはますますご清祥のこととお喜び申しあげます。さて、先る8月27日(日)に表題の会合に出席しました。ながたらしい名目の会合で雑賀小学校に無縁の諸兄には無関心となるでしょうが小生は同館の設立準備の頃から関係あり、同館"絆"プロジェクト永久会員でもありますので、まさに万障繰り合わせて勇んで出席しました。偉大なる二人の大先輩の経歴については、諸兄ご存じの通りゆえ説明を割愛します。

 式次第は  09:30~10:30 現雑賀小学校内の先人記念館入り口で受付
       10:30~12:00  雑賀公民館若槻ホールでの、主幹専門員 福間修之氏による講演

                  演題「今、先人から学ぶもの」

        12:30~~    若槻ホールで祝賀会
                 
 永久会員、終身会員、一般会員、NHKその他報道関係含め、合計約100名の出席。来賓 松浦松江市長の祝辞もあり、講演内容は雑賀生にとっては大変有意義だった。

 福間修之氏の講演の趣旨は、

 (1)多くの偉人は、志を持って苦難を乗り越え、社会に有用な人間となった。(2)志なきはなにをやっても人生に感動を覚える事はできない。従って 他人に感銘を与えることもできない。本人のパーフォーマンスで、単なる"小成"にすぎない。(3)「志を立てる」ことは将来の目的を定めて、"大成"を成し遂げようとすることだ。雑賀が生んだ11名の偉人を顕彰して見習うべし。

若槻禮次郎岸清一岡崎運兵衛石倉俊寛平塚運一荒川亀斎
小原雲心澤野修輔尾原総八久保田愛之丞渡部寛一郎


 諸兄におかれましても、小学校(昭和20年入学時は国民学校)の縁,絆、は格別なる味わいのあるものにちがいありません。後期高齢者に至った今、小学校時代を故郷で振り返ってみては如何でしょうか? 皆さん、老後生活を見直しましょう。帰省して母校の門前で沈思黙考6年間を振り返るだけでも必ずや、何か、老後生活にプラスになるものを再発見し、更には 故郷志向の増幅ともなること必至でしょう。 

       ご参考に、当日の行事写真をご覧ください。


雑賀小内に設けられた先人記念館・教育資料館

松浦市長を真ん中にテープ・カット

松浦市長のご祝辞

若槻禮次郎の画像と郷里に思いを寄せた一文