ヨーロッパ Holiday Apartment の旅



平成23年6月24日
鈴木冨夫


大震災の直後だけに不謹慎だとは思いましたが、全て手配済みでしたので爺さん婆さんの二人旅でヨーロッパに行ってきました。
10年前の旅行ではロンドン、パリに各1週間 B&B ( Bed & Breakfast 朝食付きの民宿 ) に宿泊しましたが、今回は Holiday Apartment ( 自炊設備のある長期滞在者用のアパート ) に宿泊しましたのでご紹介します。
旅程はバルセロナ3泊、地中海クルーズ12泊、パリのプチホテル1泊、スイス、モルジュ14泊、パリ4泊の計34泊35日でした。

まず地中海クルーズの前泊地としてスペインのバルセロナに3泊しました。

<in バルセロナ>


バルセロナのHolioday Apartment は「ウイークリーマンションタイプ」で管理会社が個人から委託されたものでした。

宿は有名な Sagrada Familia の隣のブロックにあり、テラスから良く見える場所でした。

広さは 50 u で寝室、シャワー、トイレ、キッチン、ソファー、テレビ等が揃った1LDKでしょうか。

キッチンには自炊設備が整っており、持参した炊飯器が大活躍しました。

WIFI も接続可能で、日本の情報も入手できました。

バルセロナはあまり治安が良くないと聞いていましたので心配しましたが、問題なく過ごしました。

観光客と接する職業の人以外は英語は通じず、市場などではジェスチュアーゲームになりましたが、これも旅の楽しさの一つでした。





クルーズ後はスイス、レマン湖畔の町モルジュ( Morges )に14泊しました。
スイスは九州よりやや広い面積に750万人が暮らしています。公用語はドイツ語(65%)、フランス語(18%)、イタリア語(10%)、ロマンチ語(1%)の4種類で連邦議会では同時通訳が必要だそうです。レマン湖地方はフランス語圏です。

<in モルジュ>


モルジュで2週間滞在した Holioday Apartment は「2所帯住宅タイプ」でした。

最近まで2階に住んでいた娘さん夫婦が独立し、隣に家を建てたので、空いた2階を Holioday Apartment にして貸しているそうです。

ご主人は70歳で元銀行員、仕事で必要なため、イギリスで4週間英語を勉強されたそうで、少し英語を話しますが基本的にはフランス語です。

奥様は英語は全く駄目、フランス語だけです。

閑静な住宅街にあり、スイスの田舎という雰囲気で、のんびり過ごすことが出来ました。

15日間通用の「スイスパス」を購入しましたので、モルジュを起点にして列車の旅とか古城巡りを楽しみました。





<in パリ>

最後にパリの中心地に宿を取り、4泊しました。
私はは2度目のパリですが、婆さんは何度か仏友会で来ていますから土地勘はあるようです。



パリの Holioday Apartment は居住者が留守の間だけ旅行者に貸すタイプで、生活臭が感じられました。

地下鉄の駅 Monge から徒歩1分のアパートの4階でした。

「居抜きタイプの Holioday Apartment 」といったところです。

広さは 66 u で寝室、バストイレ、食堂,暖炉付き居間 があります。

各部屋には絵が飾られ素敵なアパートでした。

特にステンドグラスを通して入る日差しは素晴らしいの一言でした。


今回の旅行では非日常的な生活を体験し、異文化にも接することが出来ました。
個人旅行のため、幾度と無くハラハラ、ドキドキも経験しました。








各地の滞在記は私のホームページに載せています。下のクルージング航路の写真の上をクリックすると、私のHPに繋がり、そこに表示された写真の上をクリックしていただければ、各地の滞在紀をご覧いただけます。


上の写真をクリックするとわたしのHPにつながります