西オーストラリアの旅
〜〜20年9月〜10月〜〜

2009・01・03
佐藤 富信

 今回は、短期間ながら、西オーストラリア州の世界遺産を中心としたJTB社のツアーに妻と出掛けて来ました。それぞれのスケールの大きさに圧倒された旅でした。


今回の旅行位置図

<モンキーマイア>
 州都パースから北へ約850kmのところにあります。朝7時30分バスにてパースのホテルを出発し、国道1号線をひたすら北上し、現地モンキーマイアには20時頃にようやく到着しました。

国道1号線の119km直線道路

こんなに長い直線道路があるとは、驚きでした。前方の地平線の向うから車が現れ、後方の地平線へ消えて行きます。とてつもなく広い所です。

世界遺産 シャーク湾

この海域は熱帯と亜熱帯の境目にあり、世界有数の海藻の繁殖地で、ジュゴン、アオウミガメ、ザトウクジラなど、絶滅の危険に瀕した海洋動物にとって貴重な繁殖地となっています。

野生のバンドウイルカ

モンキーマイアのホテル前の浜辺では、毎朝イルカウォッチングが出来ます。勿論これらは餌付されています。

シェルビーチ

シャーク湾の中にあり、その名のとおり砂ではなくシェル(貝)で浜辺全体が覆われています。小指の爪ほどの小さな白い貝殻で、その深さは10m、ビーチの長さは110kmと白く輝く海岸が延々と続いています。これだけ堆積するには4000年かかるそうです。

オールドパーラー レストラン

海岸に堆積した貝殻をブロック状に切り出し、積み重ねて建築した、世界でただ一つのレストラン。オーストラリア最西端の町デナムにあり、ロブスター料理が名物です。

切り出された貝殻のブロック

現在は世界遺産ですので、採取は禁止されています。

原生ストロマトライト

地球最古の生命体といわれ、ハメリン・プールに群生地があります。シャーク湾が世界遺産登録の最大の理由になったものです。
ストロマトライトは外見は岩のようですが、ラン藻類(あるいはシアノバクテリアとも)という繊維状の微生物が海水中の砂塵などを固めながら成長したものです。動くことはありませんが、いわば「生きている岩」です。いろいろな学説がありますが、35億年前(先カンブリア代)の化石が世界各地で発見されており、表面部分の微生物が光合成を行うことで酸素を放出し、地球上に酸素をもたらした生命体です。
シャーク湾のハメリン・プール沖合いには海草の群生地があり、この海草により潮の流れが制限されるとともに、強い日差しにより海水が蒸発し、海水の塩分濃度が通常の2倍にもなるそうです。
このため海中に生息できる生物が制限され、ストロマトライトの天敵がいなくなったためここで生存出来たそうです。なお、原生のものは約3000年も生き続けたものです。

<カルバリー>

カルバリー渓谷

平らなオーストラリアの陸地にも深さ100mほどの大渓谷がありました。中央右寄りの突き出た岩は「ホークスヘッド」です。この辺りにはカンガルーが生息しています。

カルバリーの海岸線

高さ200mほどの断崖が続いています。右はインド洋です。

横に寝た木

インド洋からの強い西風のため傾いたまま成長したユーカリの一種。なんとも面白いい木ですね。国道1号線沿のグリナーフラットにありました。

<ピナクルズ>

別名『荒野の墓標』

 州都パースの北約250kmにあるナンバン国立公園の観光名所です。別名『荒野の墓標』と呼ばれています。これらは太古の昔の「原生林」の痕跡で、石灰岩層の上に根を張っていた原生林が風化し、下の石灰岩層だけが残ったものだそうです。世界遺産にならないのは、さらに風化が進むと将来的には無くなってしまうからとのこと。

<州都 パース >
 西オーストラリア州の州都。都市圏の人口は150万人で、オーストラリア第四の都市です。西オーストラリア州は鉄鉱石、石炭、金、ニッケルなどの鉱物資源が豊富で、パースはその中心としとして急速に発展中です。

スワン川からパースのビル街を望む


パースの繁華街 マレーモール歩行者天国。

<フリーマントル>
 パース南西18km、スワン川河口のインド洋に面した港町。この日は生憎の雨で、閑散としていました。

フリーマントルの街並み

<花>

ユーカリ(フトモモ科)の仲間

レシュノーチア(クサトベラ科)の仲間


幸運のシェルはいかがですか!

新年の益々のご多幸とご健康を祈念します。
では又。 Goodby!